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飛行訓練復帰 -- Resuming the journey [pilot]

好天の連休、復活フライト無事完了。
飛行場のルールは少し変わっていたけれど、なんという事はない。静穏な恵まれすぎた天候の中、何事もなく、静かに離陸。ああなんてことだ、ギャップを感じないのは出来すぎたシミュレーターのせいだ。感動すらない。ファースト ターンから報告地点まで順調に上昇。訓練空域へ向う。進みたかった最短コースは、練習機で混んでいたので、これを迂回。ざっくりと方向転換。地上目標を探しながら進む。見慣れた町を見つけて、地点特定。土地勘は、もっとあってもいいな...

訓練空域では、ストールとスロー フライト。ストールの姿勢がうまく取れないのは、実機での練習が足りないからだろうか。手順もなんとなくぎこちない。これも実機不足のせいだろうか。出来には不満足だけども、リハビリと思えば上出来だろう。気持ちを切り替えて近くの飛行場へ向う。飛行機の速度より、少しでも早く、前を飛ぶ。そんな気持ちが、自分の背中を次から次へと前に前に押し出すようだった。その気持ちは以前よりも強い。地上の頭のままで、少し歳を取ったおかげだろうか。

連続離着陸訓練は、スムースな気流のおかげで難しさはないが、目視での高度判断は心理の影響が強く出るようだ。古い記憶が頼りのせいか、どうしても高めから急なパスで降ろす癖がでる。地上に迷惑をかけたくないという気持ちが、高め高めのパスを取らせるのだろうか。しかし高めのパスで飛ばして、かえって危険になるようでは、そっちの方が迷惑になる可能性があるので要注意だ。着陸直前の最後の直線区間、その中間までには適正パスに修正... そうそう、この滑走路の見え方。一回目は教官の助言が多かったが、回を重ねる毎に言葉も減る。自信をつけるためだろうか。ありがたいことです。

最後はスムースなランディング。スポットへ移動。エンジンを切ってリハビリ フライトは完了。教官のお言葉を簡単にいただき、次の訓練の人に交代。後は後席の人となり、しばし鳥の目線を楽しんだ。

次回の予定はナビゲーション。本当に久々で、楽しみという以外の言葉が見つかりません。

前例のない長い休みでしたが、これで一定の自信を取り戻しました。飛行機を飛ばす事ができる状態に自分を置き続ける事は、はっきり言って容易な事ではありません。時間、費用、技量レベル、心身の状態、ざっと大雑把にいってもこれらを、一定以上のレベルに保たねばなりません。ルールも少しずつ変化するので、勉強も続けるのが基本です。Staying current.. 大変な事であるからこそ、そうあり続けられる事が、自信, self confidence, という喜びにつながるのではないかと思います。
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