ドリルでGO!

プロペラ単発機のイメージは電動ドリル。先端で回っているものが肝、という意味でも似ているし、その回転で前進する所も似ている。エンジンの音もなんとなく、バリバリという感じで、何かに穴をあけているような音に聞こえなくもない。一人でならいいけど、会話には大変なくらいのうるささも似ている。

一方、グライダーのイメージ (これは乗った事ない。単発機のエンジンを止めて滑空した事はある) は、ナイフ。静かに風を切って進む感じがナイフのよう。長い羽もナイフのように見えなくもない。翼断面までイメージするとナイフではなくなってしまうが。ナイフには電動ドリルと違って、なんとなくスマートで優雅なイメージがあって、いい感じ。夏空にも似合いそう。

梅雨が明けて夏。猛暑、酷暑の夏空を電動ドリルのような小型機で、汗をかきつつ、暑さに苦しみつつ飛ぶ季節となりました。震災後の遅れを取り戻すためにも、ペースアップせねば。しかし、つくづく日本は、小型機向きの気候ではないような気がします。