不自由が自由。地上は自由。フライトは苦行

訓練の予定と天候不良が、もう何度も何度も重なっています。しばらく飛んでいません。天気にあわせて簡単に自分の予定もコントロールできるわけでもなし。時間があけば、忘れることもふえます。腕も落ちるでしょう。もう、どうしましょうかね。

思えば、この先、日本では小型機で飛んでも不自由ばかり。だいたい、どちらかといえば不自由な飛行場に降りて、往路の天候がよくても、帰路の天候悪化に怯えながら、飛べたり飛べなかったりするわけです。どこまでいってもそれだけのこと。苦行かもしれません。実用という目で見れば、日本の環境で小型機を、それもアマチュアが飛ばすのは、実のところ大変な事といっていいでしょう。飛ばすこと自体が楽しくなければ、飛ぶという事だけ、ただそれだけを楽しめなければ、続けるのは難しいでしょう。何人か、仲間がやめて行った理由を、今改めて考えるようになりました。

飛行機を降りて、その分、少しいい車でも買って、どこまでもどんな天候であっても、どこまでも、好きな時に、好きなだけ走って行くのも、悪くない。少し、そう思うようになりました。